【視力検査】FPD(フレームPD)とPD(瞳孔間距離)
こんにちわ!
東京都江戸川区にあるメガネのアイアンドアイ船堀店、認定眼鏡士の臺です。
先日のブログで検眼枠(仮枠)とPDについて書かせて頂きましたので、今回は
FPD(フレームPD)とPD(瞳孔間距離)
について書きたいと思います。メガネ選びで是非参考にして頂きたい!
FPD=フレームPD・・メガネフレームの左右のレンズの中心から中心までの距離の事を言います。
レンズ片玉のサイズとブリッジ幅を足すとFPDがでます。
↑こちらの表記をみて計算します。【54□16-146】と書いてありますね。
数字の見方は【レンズ径□ブリッジ幅–テンプル長】です
FPD=レンズ径+ブリッジ長で計算します。
これからご紹介する2つ写真はメガネ選びの際、避けて欲しいパターンになります。
⇓こちらのフレームは【60□17-153】なのでFPDは77
とても大きなフレームです。PD(瞳孔間距離)68の中島が掛けると
眼の位置が、レンズの中央より内側に来ますね。少し寄り眼がちに見えてしまいます。
これ以上大きいフレームを選んでしまうと、もっと目が中央に寄っているように
見えてしまうので気を付けてください。
⇓こちらのフレームは【46□16-130】なのでFPDは62
とても小さなサイズのフレームです。FPD62なので、PD68の中島が掛けると
眼の位置はレンズ中央より外側に来てしまいます。
特にFPDが自分のPDより狭い場合だと、目が離れているように見えてしまうためおすすめできません!
続いては、OKパターンのご紹介です!
メガネレンズのど真ん中に眼が来るよりは、レンズ中央より少し内側に眼があるとバランスが良いと思います。
なので、FPDよりPDの数字が小さくなるように選んでいきます。
FPDとPDの差は大体2mm~7mm8mmくらいまでなら、OKです。
⇓こちらのフレームは【54□16-146】なのでFPDは70です。
とてもバランスが良いですね!FPD>PDのバランスで差は2mmです。
⇓こちらのフレームは【49□19-146】なのでFPDは68です。
FPD=PDなので、眼の位置はレンズのど真ん中に来ますね。悪くはないと思います。
でも、FPD70のフレームを掛けている時の方が自然な印象に感じます。
⇓同フレームで私も掛けてみました。
私はPD62ですので、FPD>PDのバランスとなり差は6mmです。
レンズ径に対して目の位置は中島と比べ大分内側に寄りますね。許容範囲内かと思いますが
寄り眼がちな印象になるのでFPDはもう少し小さめのサイズを選んでも良さそうです。
PDとFPDの差は2mm~8mmくらいとご説明しましたが、あくまでも目安となりますので
ぜひ、フレーム選びの参考にして頂ければ嬉しいです!
度数によってはPDとFPDの差が大きすぎると、レンズの厚みが増してしまう原因になります。
細かい所、分からないところはぜひ私たちスタッフにお気軽にご相談くださいね!
良く見えて疲れないメガネをお作りするには、両眼視機能検査が必要です。
検査には、見え方の体験も含めて1時間ほどお時間が掛かる場合もございます。
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