遠近両用レンズについて…
江戸川区船堀にあるメガネのアイアンドアイ船堀店の1級眼鏡作製技能士のニシムラです。
先日に引き続き「遠近両用レンズ」についてお伝えしたいと思います。
前回は主に2重焦点レンズの遠近についてでしたが、今回は累進レンズについてです。
累進レンズとは、レンズの中で度数がグラデーションのように変わっている物を指します。
基本的には、遠くを見る度数が上の方、近くを見る度数が下の方にあります。
レンズの上部と下部で度数が違っているのですが、2重焦点レンズと違って境目と呼ばれる線がありません。
下は、遠近両用累進レンズの説明の時に使う模式図です。
白い部分が鮮明に見える部分で、グレイが濃くなるに従がってはっきり見えなくなることを示しています。
こういう図も使ったりします。
下は店頭にある見え方比較の見本で左右共にレンズの実物が入っています。
向かって右の方のレンズの方が直線がきれいに見えると思います。
累進レンズはレンズ設計で周辺の歪みに大きな違いが出ます。
累進レンズの良いところは、
1.見た目では老眼鏡に見えにくい。
2.遠く(1m以上先)から中間(100~50cm)、近く(50cm~35cm)まで1つのメガネで見ることが出来る。
など、現在は遠近両用レンズの主流になっています。
また、累進レンズには、遠近両用の他にも、中近・近近・アシストレンズなど様々な種類があります。
当店はメガネ専門店ですので、様々なレンズを取り扱っております。
レンズやメガネに関して気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください。
当店では検眼予約を承っております。
お電話、または、お問い合わせ (eyeandeye.co.jp)からお申し込み出来ます。
眼鏡作製技能士のいるメガネ専門店
良く見えて疲れないメガネをお作りするには、両眼視機能検査が必要です。
検査には、見え方の体験も含めて1時間ほどお時間が掛かる場合もございます。
【眼鏡作製技能士】リカレント教育を受けました
こんにちは。
東京都武蔵野市にあるフェイスオン武蔵境店
一級眼鏡作製技能士の宮里です。
日本メガネ協会より今年最後のリカレント教育の案内が届きました。
リカレント教育の目的ですが、幅広い分野のプログラムにより、今の時代に求められる
知識、スキル等を提供し、眼鏡作製技能士のレベルアップを継続的に支援するとあります。
今回もWEBセミナー形式で開催。
内容は10月の展示会IOFTで行われたレンズメーカー合同の特別セミナーでした。
「イチオシ眼鏡レンズのキーポイント技術特性紹介」がテーマで、
レンズメーカー6社の実例や新設計レンズの発表など約90分講義が進められました。
もちろん講義後には確認テストもありましたが、今回も無事に合格できました。
次回は来年。
これからも合格目指して頑張りたいと思います!
眼鏡作製技能士のいるメガネ専門店
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遠近両用レンズについて…
江戸川区船堀にあるメガネのアイアンドアイ船堀店の1級眼鏡作製技能士のニシムラです。
今回は「遠近両用レンズ」について述べたいと思います。
ここで突然ですが、遠近両用レンズのクイズです。
問.遠近両用レンズの発明者は誰でしょう?
A.フランスのエシロール社のバリラックス氏
B.日本の発明家の平賀源内氏
C.アメリカの元大統領ベンジャミン・フランクリン氏
正解は、
C.ベンジャミン・フランクリン 元アメリカ大統領です。
100ドル紙幣のモデルでもあります。
彼が考案した遠近両用レンズは、EX(いーえっくす)レンズやエグゼクティブレンズなどと呼ばれています。
線の入った上の部分で遠くを見て、手元は線の下のレンズ部分で見ます。
このタイプの遠近両用レンズは、今ではほとんど見なくなりました。
そこから新たな形が考案され、アイディアル型と呼ばれる下の様なレンズがあります。
遠くは広いエリア(台玉)で見て、近くは小玉で見ます。
その他にも、丸型というのもあります。
下のレンズはシームレス型と言い、小玉と台玉の境目がないタイプです。
遠近両用メガネレンズというと現在では、累進レンズが主流になっています。
しかし、2重焦点レンズにも良いところがあります。
一番は、下方視した時に「ぼんやり見え」ますが、プリズム作用による浮き上がりがないため、揺れ歪みを感じなくて済みます。
近方の視界が広くはっきりとしているので、クッキリ感があります。
当店はメガネ専門店ですので、様々なレンズを取り扱っております。
レンズやメガネに関して気になる事がございましたら、お気軽にご相談ください。
当店では検眼予約を承っております。
お電話、または、お問い合わせ (eyeandeye.co.jp)からお申し込み出来ます。
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良く見えて疲れないメガネをお作りするには、両眼視機能検査が必要です。
検査には、見え方の体験も含めて1時間ほどお時間が掛かる場合もございます。
【視力検査】視力を測る際には…
江戸川区船堀にあるメガネのアイアンドアイ船堀店の1級眼鏡作製技能士のニシムラです。
今回は「視力を測る際の注意点」について述べたいと思います。
視力を測る時によく用いられるのはこの図です。
「ランドルト環(かん)」と言います。
他にも、ひらがな指標だったり、魚のシルエットのモノや、動物のシルエットを用いたものなどもあります。
アメリカでは下の図が一般的だそうです。
これは「E(いー)チャート」と言います。
この様に、視力を測定する視力表には様々なものがあります。
どの視力表でも、しっかり視力を測定する時に大事な事があります。
①ぼんやりでもいいので「こっちの方かな?」と思ったら答える
②目を細めて見ない
③まっすぐ正面を向き、前後に動かない
上の3点がぶれてしまうと視力測定の結果がずれてしまいます。
それを基にメガネやコンタクトの度数を決定すると、ズレた度数設定になりかねません。
これは、快適なメガネ作製の為に必要でなので、視力測定の時には先の3点を思い出していただけたら幸いです。
その他にも検査で判らない事や、気になる点などあれば、お気軽にご相談ください。
当店では検眼予約を承っております。
お電話、または、お問い合わせ (eyeandeye.co.jp)からお申し込み出来ます。
眼鏡作製技能士のいるメガネ専門店
良く見えて疲れないメガネをお作りするには、両眼視機能検査が必要です。
検査には、見え方の体験も含めて1時間ほどお時間が掛かる場合もございます。
【眼鏡作製技能士】遠近両用メガネは眼鏡作製技能士にお任せください
こんにちは。
東京都武蔵野市にあるフェイスオン武蔵境店
一級眼鏡作製技能士の宮里です。
遠近両用メガネは、知識と技能が必要なメガネです。
多焦点レンズに適した度数の調整が必要なのはもちろんのこと、できる限り歪みを減らして見やすさを確保する技能が欠かせません。
納得のいく遠近両用メガネを作るためには、適切なフレーム選びやフィッティングの調整が必要です。
そのため、遠近両用メガネを購入するときは、
眼鏡作製技能士が在籍
している店舗での作製がおすすめです。
眼鏡作製技能士とは、メガネ作製のエキスパートが保有する国家検定資格です。
世界40か国以上の国では、日本よりも先にメガネを作製するための資格制度が導入されていました。
しかし、日本では決まった資格がなく、誰でもメガネを作製できる状態でした。
そこで、昨年誕生したのが眼鏡作製技能士です。
メガネ作製のプロフェッショナルとして、難関試験を合格した人のみが保有できる資格です。
眼鏡作製技能士は、下記のようにメガネの作製に必要な幅広いスキルを持ち合わせています。
【眼鏡作製技能士のスキル】
・視機能や光学、メガネ販売や加工作製、フィッティングなどの知識
・企業倫理やコンプライアンスに関する知識
・メガネ業界に関する専門的な知識
・ニーズをくみ取るコミュニケーション能力
・顧客に応じたメガネを作製する測定・加工・フィッティング能力
・メガネの正しい装用や取り扱いを説明する能力
お客様一人一人の悩みやニーズに応じて、提案や調整を行います。
とくに、遠近両用メガネでは重要な視力測定は、基準を満たした方法で実施するので、
目の状態に応じて最適なレンズを作製することができます。
ぜひ眼鏡作製技能士が在籍している当店でお試しください。
眼鏡作製技能士のいるメガネ専門店
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