視力検査 -乱視について-
こんにちは!
東京都江戸川区にあるメガネのアイアンドアイ船堀店の稲毛です!
今回のブログのテーマは「乱視」です。
乱視とは
網膜上で光が一点に集まらずに、はっきりとした像を作ることが
できなくなっている状態です。角膜や水晶体がきれいな球体ではなく、
ラグビーボールのような形状なのが原因となります。
乱視があると、ものの距離に関係なくピントが合わなくなり、
全体的にものがぼやけて見えるようになります。
▽以下の画像のように焦点が一点に集まりません▽
良くお客様からも、メガネ度数をお測りする際に、
「乱視が進んでさぁ~」
と仰られることが良くあります!
ここで乱視の見え方のおさらいをすると、
こんなイメージです▼
「ボケ」に方向性があり、上の画像の場合ですと、
上下の方向にブレが生じて数字の見え辛さや、
放射線視標の上下が濃く見えますよね。
直乱視と呼ばれる乱視度数です。
こういった乱視度数を補正する時には、乱視のレンズを使用しますが
実際のレンズがこんな感じです▼
このレンズは上下方向に近視度数が入り、
水平方向には度数が入っていないレンズです。
よーく見ると、レンズをかざしていない所に比べて、
上下に少しつぶれて見えるのが分かりますか?
眼の網膜にはつぶれた網膜像が映し出されています。
なので、
「乱視は歪んだ見え方になりますから、
歪みの少ないレンズがいいですよ~!」
とメガネ屋さんでおすすめされた事ありませんか?
確かに歪むので間違いないのですが、
同じ度数でも軸度といって乱視度数の軸方向が変化すると、
どうですか!?斜めに歪んで見えますよね?
これは斜乱視といって斜めの方向に軸度があります。
斜めの方向が同じ度数でもより歪んで感じますよね。
こういった度数ほど歪みが少ないレンズをおすすめします!
「歪むなら乱視の度を入れなければいいのでは」と、感じる
かもしれません。
しかし、冒頭でご説明した通り「乱視」をきちんと補正しないと
何となくピントが合わず、遠くも近くもすっきり感が得られず
「なんだか見えるけど疲れがある」
「すっきり見える感じがしない」
「ピントが合わせにくい」
等、感じるかもしれません。
勿論、装用する事が出来ないレベルの補正ではNGだと思いますが
出来る限り(装用できるレベル)の乱視補正をしたメガネの方が、
楽にピント合わせが出来ます。
当店では視力検査は勿論、精密検査を基にお客様が
「何を見たいか・どんな時に疲れてしまうか」を問診させて頂き、
メガネを作成いたします。
今のメガネに違和感を感じている方・すぐに疲れてしまう方・
ピントが合わなくなってきた方
是非、視力検査を行ないますので気楽にご来店下さい。
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