【視力検査】瞳孔間距離・PDとは
こんにちわ!
東京都江戸川区にあるメガネのアイアンドアイ船堀店、認定眼鏡士の臺です。
メガネを作る時、度数が正しくあっている事も重要ですが、“PD”も重要なものになります。
PDとは・・瞳孔間距離(Pupillary Distance)の事
前を見たときの、右目の瞳孔(黒目の中心)から、左目の瞳孔までの直線距離の事をいいます。
この瞳孔間距離(PD)はメガネを作る時にとても重要になります。
レンズの焦点とPDがズレたメガネが出来上がってしまうと、目にとても負担がかかり見え方が悪くなります。
検査時にまず瞳孔間距離(PD)を測定します。
測定する機械がこちら【PDメーター】
お客様はこちらから中をのぞいて頂いて中のライトを見て頂きます。
検査スタッフは反対側から覗き込み、お客様の眼に反射しているライトにメモリを合わせ
瞳孔間距離を測定します。
すると、このように瞳孔間距離(PD)が表示されます。
この人のPDは68.0(mm)と言うことが分かります。
PD68に合わせてレンズを削るのですが、瞳孔間距離だけでなく
メガネを作成する際には【アイポイント】も必要になります。
このメガネを掛けた時の実際の眼の位置(高さ)です。
専用のアプリを使って測定すると下の画像のような数値が測定されました。
アイポイントは、レンズの一番下のラインから眼の位置までの距離です。
上記の画像ですと、アイポイント(EP)はレンズの下のラインから21mm上の位置にあるという事になります。
瞳孔間距離(PD)は右眼33.0mm 左眼35mm
この数値を基に正確にメガネを作成することによって疲れにくいメガネが出来上がります。
瞳孔間距離(PD)はメガネ作成だけでなく今ですとVRゴーグルを装着している時も重要みたいですね。
他にも、顕微鏡や双眼鏡等もをPDを合わせないと見えづらくなりますよね。
瞳孔間距離はメガネを作成する時には必ず測定します。
きちんと測定してご自身の瞳孔間距離を知っておくと今後の生活のどこかで役に立つこともあるかもしれないですね(*^^*)
良く見えて疲れないメガネをお作りするには、両眼視機能検査が必要です。
検査には、見え方の体験も含めて1時間ほどお時間が掛かる場合もございます。
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