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視力検査 -乱視について-

2020.10.23

こんにちは!

東京都江戸川区にあるメガネのアイアンドアイ船堀店、S級認定眼鏡士の稲毛です!

 

今回のブログのテーマは「乱視」についてです。

 

「乱視」とは

網膜上で光が一点に集まらずに、はっきりとした像を作ることができなくなっている状態です。

角膜や水晶体がきれいな球体ではなく、ラグビーボールのような形状なのが原因となります。

乱視があると、ものの距離に関係なくピントが合わなくなり、全体的にものがぼやけて見えるように

なります。

 

▽左:綺麗な球体 右:ラグビーボールのような形状

 

▽縦方向と横方向で屈折が変わる為、以下の画像のように焦点が一点に集まりません▽

 

 

良くお客様からも、メガネ度数をお測りする際に、

「乱視が進んでさぁ~」と仰られることが良くあります!

 

ここで乱視の見え方のおさらいをすると、

こんなイメージです▼

 

「ボケ」に方向性があり、上の画像の場合ですと、上下の方向にブレが生じて数字の見え辛さや、

放射線視標の上下が濃く見えますよね。直乱視と呼ばれる乱視度数です。

 

こういった乱視度数を補正する時には、乱視のレンズを使用しますが

実際のレンズがこんな感じです▼

 

このレンズは上下方向に近視度数が入り、水平方向には度数が入っていないレンズです。

この様に「乱視」を補正するレンズは縦方向と横方向に違う度数は使用されています。

 

よーく見ると、レンズをかざしていない所に比べて、上下に少しつぶれて見えるのが分かりますか?

眼の網膜にはつぶれた網膜像が映し出されています。

 

なので、「乱視は歪んだ見え方になりますから、歪みの少ないレンズがいいですよ~!」

とメガネ屋さんでおすすめされた事ありませんか?

確かに歪むので間違いないのですが、同じ度数でも軸度といって乱視度数の軸方向が変化すると、

 

 

 

どうですか!?斜めに歪んで見えますよね?

これは斜乱視といって斜めの方向に軸度があります。

斜めの方向が同じ度数でもより歪んで感じますよね。

こういった度数ほど歪みが少ないレンズをおすすめします!

 

「歪むなら乱視の度を入れなければいいのでは」と、感じるかもしれません。

しかし、冒頭でご説明した通り「乱視」をきちんと補正しないと

何となくピントが合わず、遠くも近くもすっきり感が得られず

 

・「見えるけどなんだか疲れがある」

・「すっきり見える感じがしない」

・「ピントが合わせにくい」

・「その日の調子によって見え方が違う」

・「とにかく疲れやすい」

・「パソコン作業をしていてエクセルの表が見辛い」

等、感じるかもしれません。

 

勿論、装用する事が出来ないレベルの補正ではNGだと思いますが、

出来る限り(装用可能レベル)の乱視補正をしたメガネの方が楽にピント合わせが出来ます。

 

当店では視力検査は勿論、精密検査を基にお客様が「何を見たいか・どんな時に疲れてしまうか」

を問診させて頂き、メガネを作成いたします。

 

今のメガネに違和感を感じている方・すぐに疲れてしまう方・

ピントが合わなくなってきた方是非、視力検査を行ないますので気楽にご来店下さい。

 

 

 

良く見えて疲れないメガネをお作りするには、両眼視機能検査が必要です。

検査には、見え方の体験も含めて1時間ほどお時間が掛かる場合もございます。

 

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