認定眼鏡士のいる眼鏡店
東京都武蔵野市にあるイトーヨーカドー武蔵境店西館4階の眼鏡屋、 フェイスオン武蔵境店のSS級認定眼鏡士の西村です。
今回も、処方箋についてです。
今回の処方箋は「コンタクトレンズ」です。
コンタクトレズの場合は「処方箋」のほかに「データ」「指示書」と書かれている場合もあります。
コンタクトレンズの処方箋の例です。
メーカー名:コンタクトレンズの販売会社名が記載されます。
レンズ種類:コンタクトレンズの商品名が記載されます。
BCは、ベースカーブでレンズの湾曲具合です。
Powerは、(球面)度数です。遠視用や近視用の度数が記載されます。
CylやAXは、メガネと同じく乱視の度数と軸の表記です。
ADDは、メガネと同じく遠近両用の老眼度数です。
Sizeは、コンタクトレンズの直径(長さ:単位はmm)です。
この例だと、ジョンソンエンドジョンソン社のアキュビューで、1日使い捨てコンタクトレンズで、右は「オアシス」・左は「モイストの乱視用」が指定されています。
コンタクトレンズの処方箋はメガネとは違っています。
大きな違いは、
メーカー名・商品名が記載されている事です。
コンタクトレンズは、実際のレンズ(トライアルレンズ)を角膜に載せて「フィッティングの確認」を行います。
同じベースカーブ・度数・サイズ(直径)でも、メーカーによって特性がありますので、「フィッティングを確認したレンズ」でないと、適正な状態にならないことがあります。
適正な状態になっていないと、レンズが外れたり、視力が出づらかったり、眼を傷めたり、酸欠状態になったりすることがあります。
メガネの処方箋では「遠用」「近用」「遠近両用」などと、レンズの種類が書かれています。
遮光レンズなどは商品名で書かれていることもありますが、メーカーや屈折率など指定されていることは稀です。
当店では、メニコン・ジョンソンエンドジョンソン・クーパービジョン・シード・アルコン・ボシュロムなどのコンタクトレンズを扱っております。
コンタクトレンズは、薬事法で高度管理医療機器に指定されています。
コンタクトレンズを装用する方は、定期的な眼科受診をお勧めします。
また、度数を変えたりレンズ種を変える場合は、ドクターのチェックをお勧めします。
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「日本眼鏡技術者協会・SS級認定眼鏡士」のいる眼鏡店
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