-物がダブって見える!?- 【レチノ・スキアスコープ】
こんにちは!
東京都江戸川区にあるメガネのアイアンドアイ船堀店の平です。
▼この度、視力検査の機器を導入しました▼
【レチノスコープ】
または、
【スキアスコープ】
と呼ばれる機械です。
どの様に使用するかというと、、
こんな感じで光が出ます。
開散光と収束光など、光の発し方を変えたりします。
この機械は
投影法
と呼ばれる検査方法で、
このように目に光を当て、
その反射光を見て、度数を測定するという方法です▼
検者から見るとこんな感じです▼
古くからあるこの機械で行うことは
他覚検査
と呼ばれる検査です。
よく視力検査で、
ランドルト環という輪の切れ目を見て「上、左」とかお答えしたり、
緑と赤の中の黒い丸を見比べたりするのは、
自覚検査
といいます。
お客様の返答から、度数を測定します。
度数を合わせる最終的な検査はこの自覚検査を行いますが、
最初にその方の度数をスクリーニングするには、他覚検査が必要です。
ただ、この他覚検査は、
お客様の目を観察して、度数を測定しますので非常に技術を要します。
今では、オートレフと呼ばれる▼
こういう自動的な機械の他覚検査が一般的なので、
技術を身に付ける必要がなくなってきました。
皆様もこんな気球の絵を見て、
ピピッピとお測りしたことありますよね!?
機械技術の進歩で精度も高く、信頼性のあるデータが
とれるようになって来ましたが、
何故、このレチノ(スキア)スコープが今でも使用されるかというと、
より自然な目の状態で度数を測定が出来るからです!
機械を覗きこむといった行動は、
緊張傾向を生み、
目の調節という力が作用されやすいと言われます。
レチノ(スキア)スコープは、
ただ、ぼーっと前を見ているだけでお客様はOKな検査です。
調節の介入もしにくいと言われますので、
より自然な状態での度数測定が期待できます。
また、寝たきりの方など検査台にお掛け頂けない、
お身体が不自由な方へも詳しい度数測定が出来るので、
今後の高齢社会にも活躍出来るものだと思います。
まだまだ技術向上に特訓が必要ですが、
より快適なメガネをお作りする為に、
ひとつひとつ勉強して参ります。
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